【海保vs.サケ密漁者】摘発の瞬間「海上保安部だ!動くな、検挙します」暗闇に紛れて秋サケを狙う密漁者 禁止エリアで取材カメラが捉えた釣り人たち…モラルなき現場を直撃 北海道・白老町

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禁漁区でのサケ密漁の実態:海上保安部摘発の瞬間と、後を絶たない違反行為の実態

導入

秋の味覚として人気のサケ。しかし、産卵のために川を遡上するサケを狙った違法な密漁が後を絶ちません。本記事では、北海道におけるサケ密漁の実態に迫り、摘発の瞬間や、なぜ違反行為が繰り返されるのか、その背景を探ります。ルールを守って釣りを楽しむ人々がいる一方で、一部の釣り人によるモラルの欠如が、貴重な水産資源を脅かしています。

禁漁区での摘発の瞬間

2022年10月、北海道の室蘭海上保安部は、サケを密漁していた人物を摘発しました。夜の暗闇に紛れ、禁止エリアでサケを釣り上げていたこの人物は、特殊な針を使用し、魚体を引っ掛けるという悪質な手口を用いていました。海上保安官に発見された際、言い訳を繰り返しましたが、密漁の事実は明らかでした。

秋サケシーズン到来の裏で

北海道の太平洋沿岸では、9月から11月にかけて秋サケのシーズンを迎えます。多くの釣りファンが早朝から釣り糸を垂らし、サケの引きの強さと秋の味覚を楽しんでいます。しかし、このシーズンを狙って禁漁区で密漁を行う者が後を絶ちません。北海道では、サケの資源保護のため、河口付近を中心に100か所以上もの禁漁区が設けられています。

密漁の実態:なぜ違反は繰り返されるのか?

室蘭海上保安部によると、サケ密漁の検挙者は高止まり傾向にあります。背景には、サケの魚価上昇や、魚卵目的での密漁があると考えられています。レジャー感覚で安易に密漁に手を染める人もいるようです。登別市の河口付近では、禁止エリアにも関わらず釣り人の姿が確認され、ルールを守る釣り人からの怒りの声も上がっています。

禁漁区での言い訳と現実

取材中、記者は禁止エリアで釣り竿を振る男性に遭遇しました。男性は「釣ろうとしているわけではなく、エサを作っている」と主張しましたが、なぜ禁止エリアに立ち入ったのか、明確な答えはありませんでした。また、別の場所では、漁業組合や警察から「ここがギリギリ」と言われたと主張する釣り人もいましたが、漁業組合や海上保安部は「禁止エリアでの釣りは一切認めていない」と明言しています。

繰り返される密漁への対策と未来への提言

室蘭海上保安部では、パトロールを強化し、サケ密漁の取り締まりを強化しています。2025年10月14日現在、すでに3人が摘発されています。摘発には、禁止エリアでサケを釣り上げたことを確認する必要があるため、監視をかいくぐる違反者も多く存在します。ルールを守って釣りを楽しむ人々のためにも、密漁行為は断じて許されるものではありません。サケのふ化事業は、明治時代から続く北海道の貴重な漁業資源を守り、育ててきた長い歴史があります。未来の世代にこの資源を引き継ぐためにも、ルールを守った釣りを楽しむことが何よりも大切です。

FAQ(よくある質問)

* **Q: サケ密漁はどのような罪に問われますか?**
* A: 河口付近の禁止エリアでサケを釣り上げる密漁は、6か月以下の拘禁刑、または10万円以下の罰金が科せられる犯罪です。
* **Q: 北海道にはどれくらいの禁漁区がありますか?**
* A: 北海道内には、サケやマスの保護のため、100か所以上もの禁漁区が設けられています。
* **Q: なぜサケの密漁は後を絶たないのですか?**
* A: サケの魚価上昇や、魚卵目的での密漁、レジャー感覚での安易な密漁などが背景にあると考えられています。
* **Q: 密漁者を取り締まる機関はどこですか?**
* A: 室蘭海上保安部などが、管轄内のパトロールを強化し、サケ密漁の取り締まりを行っています。
* **Q: サケ密漁で摘発された人数は?**
* A: 第一管区海上保安本部によりますと、2019年から2025年10月15日までに、北海道内で65人がサケの密漁で摘発されています。

まとめ

サケ密漁は、北海道の貴重な水産資源を脅かす重大な問題です。一部の釣り人のモラルの欠如が、長年守り育てられてきた資源を危機に晒しています。ルールを守り、未来の世代に豊かな自然を残していくために、私たち一人ひとりが意識を高める必要があります。この記事を読んだあなたが、釣りを楽しむ際にはルールを遵守し、密漁行為を見かけた際には関係機関に通報するなど、適切な行動を取ることを願っています。関連情報として、HBCニュースのチャンネル登録もぜひお願いします。


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産卵のため、川を遡上しようとするサケを狙った違法な行為が後を絶ちません。摘発が相次ぐ、釣りの禁止エリアで、その実態を探りました。

◇《産卵期のサケを狙って禁漁エリアで違反横行》
海上保安官
「室蘭海上保安部だ、動くな!何してた?」
密漁者
「サケ、釣っていました」
海上保安官
「ダメでしょ!」
密漁者
「分かりました」
海上保安官
「何でダメことをやってるの?」
密漁者
「スミマセンでした」
海上保安官
「密漁したサケは、これとこれね」

 暗闇に紛れ、禁止エリアで、サケを釣っていた人物。2022年10月、サケを密漁していた人物が、北海道の室蘭海上保安部によって摘発された。特殊な針を魚体に引っ掛ける、禁じられた釣り具も使用していた。

そして、摘発が相次ぐサケ釣りの禁止エリアで、私たちの取材カメラが捉えた人影。マナーなきサケ釣りの現場を追った。

◇《釣りファン待望!秋サケのシーズンが到来…だが》
 太平洋に面した北海道、白老町の海岸。9月から11月にかけては、釣りファン待望の秋サケのシーズンだ。多くの釣り人たちが、早朝から釣りざおを構える。

(Q.今朝は何時から?)釣り人「あさ4時かな…」

引きの強さと、この上ない秋の味覚。なかなか大物のサケが、釣り上がっていた。

イエローグローブ白老店 金子真也店長
「去年とおととしは、かなり釣果が悪かったが、今年は大きい群れが来ていて、皆さん、釣りを楽しんでいる」

産卵を前に、河口から遡上するサケの群れ。北海道の貴重な漁業資源だ。その資源を守るため、厳格なルールがある。

荒木颯太記者
「白老町を流れる敷生川です。川の中とその河口付近では、サケマスをとることが一定の期間禁止されています」

 全国の川では、特別な許可がない限り、サケやマスを釣ることは一切禁止だ。北海道内では一定期間、河口付近にも禁止エリアが設けられ、その数は100か所以上に及ぶ。

白老町を流れる敷生川では、河口をはさみ、海岸の左右と沖500メートルが禁止エリアになっている。

◇《禁漁エリアで秋サケを狙う悪質な釣り人が…》
室蘭海上保安本部では、毎年、管内のパトロールを強化。白老町や登別市の河口周辺で、これまでも摘発が相次いできた。過去の摘発現場では、密漁者からこんな言葉も…。

海上保安官
「差し押さえ物品ね。釣りざお一式とね、これ、針一つ」
密漁者
「誰も教えてくんねぇだもの…」
海上保安官
「禁止エリアと分かっていて、こんな河口付近で釣っていて、知らなかったはないでしょ?」
最近のサケ密漁の状況について、取り締まる側はどうみているのか。

室蘭海上保安部 田中公一次長
「サケ密漁の検挙者は、最近は高止まりしてるような状況。魚価自体も上がってはいるので、そういうのも影響してるのかなとは思っている。(サケの密漁者の狙いは)最近は魚卵ですよね、卵をとる。レジャー気分でやる人もいる」

太平洋沿いの道を移動中、取材カメラが、登別市の河口付近で釣り人の姿を見つけた。サケの群れが遡上する登別川の河口。ここも禁止エリアだが、違反者が絶えず、釣りファンへの信頼を損なう行為が繰り返されている。

許された条件の中で、サケ釣りを楽しむ人たちは、違反者への怒りをにじませる。

釣り人
「ルールがあるなら守ってもらいたい」
「ルールを守っているコチラからしたら、おもしろくないですよね。違反者は捕まったらいい」

◇《深夜の摘発シーン「検挙します」海保vs.密漁者》
 室蘭海上保安本部の管内では2024年8人、今年2025年は10月14日現在、すでに3人が摘発されている。

ただ摘発には、禁止エリアで釣り上げたことを確認する必要があるため、深夜の暗闇に身を隠すように監視をかい潜ろうとする違反者も多い。

3年前の2022年10月、室蘭海上保安部が、サケ密漁の人物を摘発したときの映像が残されている―。

海上保安官
「ダメでしょ!」
密漁者
「わかりました」
海上保安官
「何、ダメことをやってるの!」
密漁者
「スミマセンでした」
海上保安官
「密漁したサケは、これとこれね。水産資源保護法でサケとか獲っちゃいけない」
「“引っかけ釣り”って言ってさ、北海道漁業調整規則で禁止されている。捜査しないといけないから、検挙します」

 河口付近の禁止エリアでサケを釣り上げる密漁は、6か月以下の拘禁刑、または10万円以下の罰金が科せられる犯罪だ。白老町を流れる敷生川の河口付近で摘発が相次いでいる。私たちは、密漁の実態を探ることにした。

◇《違反相次ぐ禁漁エリア…取材カメラが人影を》
記者
「午前3時半です。敷生川の河口付近に2人の人影が見えます」

暗闇に浮かぶ2人の人影。距離が遠く、周囲に灯りがないため、釣りざおなどは確認できなかったが、深夜の禁止エリアで不審な動きだった。

翌日も未明から取材を続けるていると、夜明けまもない午前6時過ぎ、前日とは別の人物らしき人物が、敷生川の河口で、釣りざおを振っていた。

記者
「あそこは河川ですので、サケ・マスの釣りは禁止されています」

敷生川河口の禁止エリアで、釣りざおを構え、糸を垂らす姿。その人物から話を聞くため、記者が近づき、声をかけた。

記者
「ここって釣りしていいんですか?」
禁止エリアにいた男性
「ダメです。釣ろうとしてるわけじゃない。エサを作ってるので食いつくか試している」

道具を試す目的だったと、男性は主張した。ただ、禁止エリアと知りながら、なぜ立ち入ったのか。その問いかけに、答えはなかった。

◇《禁漁エリアに複数の釣りざお…記者が直撃すると》
 そして、白老町の別の河口近くにある海岸にも、複数の釣り人たちの姿があった。河口から500メートルまでが禁止エリアとされている海岸だ。だが、河口から200メートルほどの海岸には、何本もの釣りざおが立ち並び、投げ釣りする人たちがいた。

記者
「おはようございます。HBCなんですが…」
禁止エリアにいた男性
「漁業組合の人が来て『ここがギリギリそっち行ったらだめだよ…』と言われた)」

記者
「看板には500メートルまでは禁止エリアと記されていましたが…?」
禁止エリアにいた男性
「警察も、この間ここに来て『ここがギリギリだから』と言われた」

その場には、釣り上げたサケはなかったが、間違いなく釣りの禁止エリア内だった。

室蘭海上保安部 田中公一次長
「サケは大切な資源で、そういった行為自体は決して許されることではない。今後も取り締まっていきたいと思っている」

監視をかい潜り、横行する禁止エリアでのサケ釣り。一部の釣り人たちの、モラルが問われている。

森田絹子キャスター)
 取材した男性は『ここはギリギリ…大丈夫と言われた」という趣旨の話をしていましたが、地元の漁業組合や室蘭海上保安部などに確認したところ、禁止エリアである以上“一切認めることはない”とのことでした。

改めてですが、摘発のためには、禁止エリアで、サケを釣り上げたことを確認することが必要です。今回の取材では、サケを釣り上げている行為そのものは確認できませんでした。

ただ、禁止エリアに釣りざおを持ち込むことで、漁業組合や海上保安部から厳しく注意されることもあります。

堀啓知キャスター)
「知らなかった…釣り目的ではない」などと言っても、ごく普通に釣りを楽しむ皆さんからすると、そもそも禁止エリアへ立ち入ってのサケ釣りは、迷惑この上ない行為です。

森田絹子キャスター)
 第一管区海上保安本部によりますと、2019年からきのうまでの間に、北海道内内では【65人】がサケの密漁で摘発されています。

堀啓知キャスター)
 サケのふ化事業には、明治時代から続く北海道の漁業資源を守り、育ててきた長い歴史があります。そうした大切な資源を未来の世代に繋いでいくためにも、当たり前ですが、ルールの中で、釣りを楽しむ…それが何よりも大切です。

【2025年10月15日(水)「今日ドキッ!」で放送】

#北海道 #ニュース #HBC

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動画情報

  • タイトル: 【海保vs.サケ密漁者】摘発の瞬間「海上保安部だ!動くな、検挙します」暗闇に紛れて秋サケを狙う密漁者 禁止エリアで取材カメラが捉えた釣り人たち…モラルなき現場を直撃 北海道・白老町
  • チャンネル: HBCニュース 北海道放送
  • 再生数: 60037 回
  • 公開日: 2025-10-16 16:35:55
  • オリジナルURL: https://www.youtube.com/watch?v=rHA6rKqEGQQ

産卵のため、川を遡上しようとするサケを狙った違法な行為が後を絶ちません。摘発が相次ぐ、釣りの禁止エリアで、その実態を探りました。

◇《産卵期のサケを狙って禁漁エリアで違反横行》
海上保安官
「室蘭海上保安部だ、動くな!何してた?」
密漁者
「サケ、釣っていました」
海上保安官
「ダメでしょ!」
密漁者
「分かりました」
海上保安官
「何でダメことをやってるの?」
密漁者
「スミマセンでした」
海上保安官
「密漁したサケは、これとこれね」

 暗闇に紛れ、禁止エリアで、サケを釣っていた人物。2022年10月、サケを密漁していた人物が、北海道の室蘭海上保安部によって摘発された。特殊な針を魚体に引っ掛ける、禁じられた釣り具も使用していた。

そして、摘発が相次ぐサケ釣りの禁止エリアで、私たちの取材カメラが捉えた人影。マナーなきサケ釣りの現場を追った。

◇《釣りファン待望!秋サケのシーズンが到来…だが》
 太平洋に面した北海道、白老町の海岸。9月から11月にかけては、釣りファン待望の秋サケのシーズンだ。多くの釣り人たちが、早朝から釣りざおを構える。

(Q.今朝は何時から?)釣り人「あさ4時かな…」

引きの強さと、この上ない秋の味覚。なかなか大物のサケが、釣り上がっていた。

イエローグローブ白老店 金子真也店長
「去年とおととしは、かなり釣果が悪かったが、今年は大きい群れが来ていて、皆さん、釣りを楽しんでいる」

産卵を前に、河口から遡上するサケの群れ。北海道の貴重な漁業資源だ。その資源を守るため、厳格なルールがある。

荒木颯太記者
「白老町を流れる敷生川です。川の中とその河口付近では、サケマスをとることが一定の期間禁止されています」

 全国の川では、特別な許可がない限り、サケやマスを釣ることは一切禁止だ。北海道内では一定期間、河口付近にも禁止エリアが設けられ、その数は100か所以上に及ぶ。

白老町を流れる敷生川では、河口をはさみ、海岸の左右と沖500メートルが禁止エリアになっている。

◇《禁漁エリアで秋サケを狙う悪質な釣り人が…》
室蘭海上保安本部では、毎年、管内のパトロールを強化。白老町や登別市の河口周辺で、これまでも摘発が相次いできた。過去の摘発現場では、密漁者からこんな言葉も…。

海上保安官
「差し押さえ物品ね。釣りざお一式とね、これ、針一つ」
密漁者
「誰も教えてくんねぇだもの…」
海上保安官
「禁止エリアと分かっていて、こんな河口付近で釣っていて、知らなかったはないでしょ?」
最近のサケ密漁の状況について、取り締まる側はどうみているのか。

室蘭海上保安部 田中公一次長
「サケ密漁の検挙者は、最近は高止まりしてるような状況。魚価自体も上がってはいるので、そういうのも影響してるのかなとは思っている。(サケの密漁者の狙いは)最近は魚卵ですよね、卵をとる。レジャー気分でやる人もいる」

太平洋沿いの道を移動中、取材カメラが、登別市の河口付近で釣り人の姿を見つけた。サケの群れが遡上する登別川の河口。ここも禁止エリアだが、違反者が絶えず、釣りファンへの信頼を損なう行為が繰り返されている。

許された条件の中で、サケ釣りを楽しむ人たちは、違反者への怒りをにじませる。

釣り人
「ルールがあるなら守ってもらいたい」
「ルールを守っているコチラからしたら、おもしろくないですよね。違反者は捕まったらいい」

◇《深夜の摘発シーン「検挙します」海保vs.密漁者》
 室蘭海上保安本部の管内では2024年8人、今年2025年は10月14日現在、すでに3人が摘発されている。

ただ摘発には、禁止エリアで釣り上げたことを確認する必要があるため、深夜の暗闇に身を隠すように監視をかい潜ろうとする違反者も多い。

3年前の2022年10月、室蘭海上保安部が、サケ密漁の人物を摘発したときの映像が残されている―。

海上保安官
「ダメでしょ!」
密漁者
「わかりました」
海上保安官
「何、ダメことをやってるの!」
密漁者
「スミマセンでした」
海上保安官
「密漁したサケは、これとこれね。水産資源保護法でサケとか獲っちゃいけない」
「“引っかけ釣り”って言ってさ、北海道漁業調整規則で禁止されている。捜査しないといけないから、検挙します」

 河口付近の禁止エリアでサケを釣り上げる密漁は、6か月以下の拘禁刑、または10万円以下の罰金が科せられる犯罪だ。白老町を流れる敷生川の河口付近で摘発が相次いでいる。私たちは、密漁の実態を探ることにした。

◇《違反相次ぐ禁漁エリア…取材カメラが人影を》
記者
「午前3時半です。敷生川の河口付近に2人の人影が見えます」

暗闇に浮かぶ2人の人影。距離が遠く、周囲に灯りがないため、釣りざおなどは確認できなかったが、深夜の禁止エリアで不審な動きだった。

翌日も未明から取材を続けるていると、夜明けまもない午前6時過ぎ、前日とは別の人物らしき人物が、敷生川の河口で、釣りざおを振っていた。

記者
「あそこは河川ですので、サケ・マスの釣りは禁止されています」

敷生川河口の禁止エリアで、釣りざおを構え、糸を垂らす姿。その人物から話を聞くため、記者が近づき、声をかけた。

記者
「ここって釣りしていいんですか?」
禁止エリアにいた男性
「ダメです。釣ろうとしてるわけじゃない。エサを作ってるので食いつくか試している」

道具を試す目的だったと、男性は主張した。ただ、禁止エリアと知りながら、なぜ立ち入ったのか。その問いかけに、答えはなかった。

◇《禁漁エリアに複数の釣りざお…記者が直撃すると》
 そして、白老町の別の河口近くにある海岸にも、複数の釣り人たちの姿があった。河口から500メートルまでが禁止エリアとされている海岸だ。だが、河口から200メートルほどの海岸には、何本もの釣りざおが立ち並び、投げ釣りする人たちがいた。

記者
「おはようございます。HBCなんですが…」
禁止エリアにいた男性
「漁業組合の人が来て『ここがギリギリそっち行ったらだめだよ…』と言われた)」

記者
「看板には500メートルまでは禁止エリアと記されていましたが…?」
禁止エリアにいた男性
「警察も、この間ここに来て『ここがギリギリだから』と言われた」

その場には、釣り上げたサケはなかったが、間違いなく釣りの禁止エリア内だった。

室蘭海上保安部 田中公一次長
「サケは大切な資源で、そういった行為自体は決して許されることではない。今後も取り締まっていきたいと思っている」

監視をかい潜り、横行する禁止エリアでのサケ釣り。一部の釣り人たちの、モラルが問われている。

森田絹子キャスター)
 取材した男性は『ここはギリギリ…大丈夫と言われた」という趣旨の話をしていましたが、地元の漁業組合や室蘭海上保安部などに確認したところ、禁止エリアである以上“一切認めることはない”とのことでした。

改めてですが、摘発のためには、禁止エリアで、サケを釣り上げたことを確認することが必要です。今回の取材では、サケを釣り上げている行為そのものは確認できませんでした。

ただ、禁止エリアに釣りざおを持ち込むことで、漁業組合や海上保安部から厳しく注意されることもあります。

堀啓知キャスター)
「知らなかった…釣り目的ではない」などと言っても、ごく普通に釣りを楽しむ皆さんからすると、そもそも禁止エリアへ立ち入ってのサケ釣りは、迷惑この上ない行為です。

森田絹子キャスター)
 第一管区海上保安本部によりますと、2019年からきのうまでの間に、北海道内内では【65人】がサケの密漁で摘発されています。

堀啓知キャスター)
 サケのふ化事業には、明治時代から続く北海道の漁業資源を守り、育ててきた長い歴史があります。そうした大切な資源を未来の世代に繋いでいくためにも、当たり前ですが、ルールの中で、釣りを楽しむ…それが何よりも大切です。

【2025年10月15日(水)「今日ドキッ!」で放送】

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